植え付け前に堆肥を散布(1反あたり3tから4t)し、トラクターで耕します。
種キビを準備し、畑に30cmほどの畝を割り(みぞをほる)、元肥(もとごえ)を入れ、種キビを10cm間隔で斜めに寝かせ、土を2から3cmほどかぶせます。
サトウキビの苗の背丈が20~30cmになった頃、苗の根元付近に肥料をやり、トラクター、耕運機で草とりもかねて、回りの土も耕します。
サトウキビの背丈が50~70cmになった頃、追肥を行い耕運機、管理機で土に栄養分をやり、雑草をはえにくくするために、土を耕し、被覆を行い地面と同じ高さにうめもどします。
干ばつ、塩害予防のために、サトウキビ全体に水をそそぎかける。(塩害を受けた葉っぱは、赤色を帯び栄養分を茎に取り込めなくなる。)
糖度の進み具合をみて、刈り取りをします。刈り取り方法として、刈り倒し用の斧と葉を剥ぎ取るためのカマを使った手作業と、ハーベスタという刈り取り専用機械を使用した方法があります。
小さくカットしたサトウキビを圧搾機にかける前に洗浄します。
洗浄したサトウキビを圧搾機にかけてキビ汁を取り出します。