Our Origin
創業の原点
(奄美大島開運酒造の想い)
奄美群島の霊峰と呼ばれる湯湾岳の麓の宇検村で生まれ育った創業者が、過疎が進む故郷に産業を興して村に携わる人を増やしたいという思いを描いたのが当社の始まりです。
それは「地域資源を活かした安全良質な農産物」、「地域文化を踏まえた食品・食材の開発」、「大自然の中で生きるという養生法」、これらを兼ね備えた「食と養生の郷」という構想でした。思い続けていると必ず機会は訪れます。小さな酒造会社の売却という話が舞い込んできました。
宇検村には、酒造りの生命線とも言うべき最高の水がある、この大自然の中で酒造りを始めようとして生まれたのが奄美大島開運酒造です。1996 年のことでした。「地域文化を踏まえた食品の開発」の一つ黒糖焼酎造りがスタートしました。
開運酒造の
あゆみ
奄美黒糖焼酎れんとの誕生
奄美群島にある黒糖焼酎の蔵は25。そして私達は最後発の最小の蔵としてスタートしました。
素人集団であったため、製品開発、製造、販売の全てにおいて迷走していました。しかしこの挑戦に共感してくれる若者たちが多数会社に参加してくれ、更には官民からの多くの御支援を頂き、徐々に品質の向上や販路の拡大が進んでいきました。
画期的な黒糖焼酎と呼ばれた“れんと“もこの流れの中で誕生したのです。
黒糖焼酎での販売量でNo.1
そして世界へ羽ばたく
焼酎の魅力が多くの方々に受入れ始めた後も、島内はもとより、日本国内から、海外から頂く多くのご要望を駆動力に確実に歩み続けています。海外への進出も順調で、各国での飲食習慣の壁と戦いつつも現在アメリカ・中国・東南アジアと販路は広がり定着が実現しています。
2019年には在コロンビア日本大使館が主催する財政界の有力者たちを集めた日本・コロンビア修交110周年記念晩餐会ではれんとから紹介され、その味わいと香りに高い評価を頂きました。「食と養生の郷」という構想からの挑戦の一つがまさに世界に羽ばたいているのです。
宇検村から広げる食の可能性
宇検村という小さな村の活性化を願った思いは今も変わらずに、様々な形で具現化を進めています。現在「開運の郷」として本当に多くの来訪者を得て、周囲の大自然を満喫し、焼酎そして地域の特性を活かした食材を楽しんで頂いています。今後も原点の思いを時代の変化に合わせつつも、この地で焼酎を造り、食の可能性を広げてまいります。
黒糖焼酎製造に全力を注ぎ続けるスタッフ
現在奄美大島開運酒造の宇検村工場では、創業時のメンバーから昨年から加わったメンバーまで総勢60名が連携をとりながら、切れ間なく黒糖焼酎造りに全力を注いでいます。誰もが奄美大島を愛し、宇検村を信じ、湯湾岳に感謝し、黒糖焼酎づくりを誇りに思っている仲間です。
ここで造り、熟成させ、送り出す黒糖焼酎は私達の子供であり、仲間です。飲んで頂ける皆様の期待を絶対裏切らないように、日々あらゆる挑戦を続けています。
Amamian Spirit
無二のもの
世の中には、多数の造り手が各々の努力と工夫で開発した素晴らしい酒類が無数にあります。
私達は競争に勝つことより、顧客に愛される「無二のもの」になりたいと思います。
この想いは本土から離れ、離島という地で育まれてきた精神に培われています。
『AMAMIAN SPIRIT〈奄美の精神〉』これが私達の駆動力なのです。
皆様にも唯一無二の素敵な人生を楽しんで頂けるように私達は生きたいと思います。
常に過去に縛られず、今に迷いを持たない、そして未来に夢を持つ。
『Amamian spirit』のもとこれからも永遠に前を向き、
私達の世界を創りつづけていきます。
奄美大島で会いましょう
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